28人が本棚に入れています
本棚に追加
ようやく本日の目的地に到着した。
車を降りてすぐ、わたしの手を取ってくれたのは、
「あら、どうしてあなたがこんなところにいるのかしら」
予定が入ったから迎えに来られないと言っていたエドワードだった。
「到着したゾーイを待たせるなんて、できるはずがないからね」
「そう。そうまでして優秀なソフィの側仕えをわたしにお見せになりたかったの?」
「ああ、どうやら私の考えはゾーイにはお見通しのようだね。そうだよ。彼女は本当に優れた娘だからね」
「そうですの。たしかにエドのおっしゃる通り、そういった姿を拝見しましたわ」
わたしにとっては役に立つことを言ってくれたし。
最初のコメントを投稿しよう!