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ある日小さいへびはヒトに逢いました。もちろん、小さいへびは隠れました。
けれどそのヒトは知らん顔してました。でもそのヒトの部屋の窓のそばになぜか少しだけ隙間が開けてありました。小さなへびはそろそろと中を覗いて入って行きました。そのヒトはいつも同じところに座って遠くからは青い近くからは白い四角い光をみてました。時々うっかり小さいへびはそのヒトに見つかってしまいましたが殴られはしませんでした。「お腹が空いたら食べてもいいよ。」そう言ってにこにこしていました。でもヒトのコトバの意味はもひとつよくわかりませんでした。ただこのヒトはキライに潰されそうだな、そんな気がとてもしました。ヒトにはキライとスキがある、に気がついたのもその頃です。ヒトのキライはあの仔猫にしたみたいなことばかりするを知ったのもその頃です。このヒトもダレかキライに酷いことされてるのかしら。それとも別のキライに辛いのかしら。
そうだ、小さいへびは思い付きました。キライを減らせないかな。
このヒトのキライを食べるすれば、食べる自分のキライも減る。そしたらキライはどんどん減るぞ。とてもいい思い付きに思えました。
ちょうどお腹は空いてます。キライを教えてと思いました。でもそのヒトはいつの間にかいなくなっていました。青い白い四角には「ありがとう」がありました。
小さいへびはキライを探しにいきます。キライを食べるができたらそのヒトがまた出てきてくれて逢えるような気がするからです。』
ここまでですよ。
私が持ってきたゼラニウムのリンクはここまでです。
私はゼラニウムのヒトが大好きでしたけど、向こうはどうでしょうね。キモチわるいだったのかな。ね、どうしたらよかったんでしょうね。
小さいへびはどうしたんでしょうね。キライを見つけて食べたのかしら。じゃあ、嫌なキライを次々頼めば皆食べてくれるのかしら。でも大丈夫かな、だって小さいへびは「キレイ」なものしか食べてないんです。キライがキレイとは思えない。キレイじゃない、を食べ続けたら、どうなってしまうのかしら。
…あなたはやっぱりダレかを探してるんですよね。
見つかりましたか。
見つけたんじゃないですか。
私もゼラニウムのヒトに逢いたいです。
あなた、
もし逢えたら「ありがとう」て伝えてくれますか。
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