なめらかな

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あるアイドルが自殺をした。 なんの遺書もないらしい。 世間は突然の死に騒然としていた。 あれから何日かたった。 私は死んでしまった彼のことを想像しながらひと針ずつ刺繍を指した。 彼は何を思いながら死んでしまったのだろう。 誰も分からない。 誰もが想像しかできない。 ある意味ファンタジーの世界。
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