うさぎはしり、からすとぶ

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土器に縄で模様を付けようかなんて日本で話題になっていた頃、エジプトでは#ピラミッドでも作る?というハッシュタグがトレンド入りしていた。 今から5000年も昔のことだ。 彼らは一日を24分割した。 赤道からほんのちょっとしかズレていないエジプトは、日本と違って一年を通して午前6時ころに日の出を迎え、午後6時ころに日の入りとなる。 彼らは太陽の出ている間(石柱の影が出来ている間という意味だ)と出ていない間をそれぞれ12分割した。 それが時計の祖先みたいなもんだ。 なぜ12分割なのかというと、彼らは12進数を使っていたからだ。 コンピューターの世界だと2進数や16進数。現代人は10進数が主に使われるから、10や10の半分の5 が区切りのいい値だと感じるが、#ピラミッドでも作る?のエジプトではそれが12だったわけだ。 それからは水時計が作られたり、歯車を使った時計が作られたりしたが、歯車をいくつも組み合わせてゼンマイで駆動させる時計が出来た頃から、次第に時計は正確さを急激に増して行った。
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