神永学さんのガラス城壁をよんて読んで

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神永学さんのガラス城壁をよんて読んで

表紙と題名に惹かれ、裏表紙の説明に惹かれ購入。神永さんの作品のことに読了後に気付きました。 題名:ガラスの城壁 著者:神永学 出版:文藝春秋    2021年3月10日 第1刷 定価:720円 〜あらすじ(裏表紙記載)〜 中学二年生の悠馬は、父親がある事件で逮捕され、学校でいじめられるようになる。そんな悠馬の唯一の理解者が、転校生の暁斗だった。ある日、暁斗から真犯人を捕まえようと提案され、二人は事件を調べ始める。ところが、悠馬たちの行く先々に謎の男たちが現れてーー。はたして2人は真相に辿り着けるのか!?    解説・細谷正充 〜感想(軽いネタバレを含みます)〜 興味深い作品でした。作者の思春期をもとに書いたフィクション作品とのこともあり、作品にのめり込んでしまいました。 文学作品特有の読みづらさがあり、読んでて楽しかったです。 通学時に読んたのですが、時間が経つのを忘れて乗り過ごしそうでした(笑) ありきたりなオチだった。だけどそのありきたりを想像できなかった。 自然な流れで悪に追われ、不自然な流れでその悪が消えた。 しかもその終わりのまとめ方が最高に読めなかった。 文を書くのがうまいなぁと再確認しました。 ただ、登場人物が分かりづらかったな。 前のページを何回か読み返した。 2回目読むとまた新たな疑問が生まれるかも。 そんな作品でした。
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