パチン、パチンと。

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パチン、パチンと。

2021年6月21日(たぶん明け方頃) 久々に悪夢を見た。 ここのところ、青春学園ものっぽいキラキラした夢を見ていたので(応募作を書いている影響)その反動ですごいのきた、という印象。 ※多少のグロさがあります。  私自身がうまいこと、グロさを表現できていませんが……。  それでもダメそうな方は、読むのをお控えくださいませ。 ―――――――――――――――――――― 私は知人宅で仕事の話をしていた。 すると、知人の家に一人の女性が駆け込んでくる。 その後を追いかけてくる柄の悪い男。 なんか絶対に一人以上は殺していそうな風貌の男だった。 私と知人は、家具の後ろに身を潜める。 知人も、あの女性のほうも男も知らない人だと言う。 男と女は恋人同士らしいが、痴話喧嘩を始める。 それだけならまだ良かった。 男が何かの器具を持ちだし、女の爪を切り始めた。 パチン、パチン、という音がしたし、女が声も上げておらず ただひたすら黙っていたから、爪切りだと思ったのだ。 しかし、違っていた。 男は、女の指の先を切っていたのだ。 爪ではなく、指の先がどんどんなくなっていく女。 私も知人も恐怖で声も出ず、動くことができなかった。 女は男にこう言った。 「左手の薬指は残しておいて。あなたとの結婚指輪をしたいから」 などと言っている。 男は「じゃあ左手の薬指だけは残してやる」と言った。 私と知人は、なんとか家から逃げたのだが。 自分の指を切るような男に「結婚」という言葉をつかえる女性って、強いというか、もはや狂喜の沙汰。 そんな悪夢だった。 ――――――――――――――――――― 久々に目が覚めて「夢で良かったー」と思えた。 悪夢内では出血などはなく、女性側が叫ぶこともまったくなかったので これ以上、リアルなグロさを追求するのはマズイと悪夢側が判断したのか。 ちなみにスプラッター映画は平気です。
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