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お昼休みの時間帯を狙って里美と三崎君にグループラインを送った。
内容は、一昨日の野々宮果歩の件に関してのお礼と怪我の具合の報告をした。健治と復縁した話や示談交渉の話はラインで送るようなものではないので、顔を合わせた時に説明しようと思っている。
少ししてから既読がついて、それぞれの返信は私の怪我の具合や体調を気遣ってくれる内容だった。
『ありがとう。おかげさまで体調は良いです。顔の腫れも引いてきました。今度、お会いした時に色々とご報告させて頂きます』と返信。
健治と復縁した話をしたら、きっと呆れられちゃうな。と、思った。
健治も西川君と新庄君に連絡を取って、今夜、会う予定を立てたらしい。
電話口で、私との再婚の保証人を頼んだら、「何やってんだよ。バカ」って、早速呆れられたと笑っていた。
今朝、見積もりを取って申し込んだ引っ越し屋さんが、早速段ボール箱を持って来てくれたから、荷造りを始める事にした。
健治は、左腕の怪我で戦力外通告なので、さっさと西川君と新庄君に会いに出かけてもらう。
私が頑張るしかない。と、気合をいれて片づけを始める。
それなのに普段、部屋の隅にある小さな本棚に仕舞いっぱなしの本を引き出すと、つい読み始めて手が止まってしまうダメなループにハマって、なかなか片付かない(汗)
それでも、その本を仕舞い、クローゼットの中の季節外れの洋服をダンボールに詰め終ると、まだ、荷造りしなければいけない荷物がいっぱいあって、意外と物があるんだなと驚いた。
捨てる物もいっぱい出て、分別もたいへんだった。雑誌は紐で括り、燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ごみと分け、マンションの集積場に行く事3往復。
すっかり疲れてしまった。
また、明日もやるからいいか、と終わりにする。
はい、ダメなやつです。
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