花ばなに誘われて✽ 『官能植物』

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花ばなに誘われて✽ 『官能植物』

573629c3-9b18-4ea0-a756-37c959585df6 当時のスマホに百円均のタッチペンで描いたせいか、画素が荒いです💧 身内に踊り子(習い事でダンス)がいるためか、生の舞踊を見るとわくわくします。(しな)やかな体は、それだけで芸術。  ちなみに、このイラスト当時の日記には「13連勤中」と記されていました。笑えないぜ!   ✽官能を味わいたい1冊(イラストは擬人化?!)✽ 『官能植物』 木谷美咲 NHK出版 図鑑、考察? いや、植物に魅入られた著者の、めくるめく官能の手記です。 そもそも植物における花は、生殖器。 命をつなぐためには虫を惑わし、自らの体内で溶かし栄養分にするのもいとわない。自分は不動のまま、媒介者を利用する植物――とりわけ花が、艷やかであるのは当然のことなんでしょう。 例えば、ジャスミン。お茶としても親しまれ、ほっとする安息香で有名です☕ あの香りには催淫作用があり、夜伽に関わるのは言うまでもなく。 (※ここから注意)……糞尿の元になる成分も、微量ながら含有しているのだとか! この著書では、食虫植物愛好家である木谷さんが、「形態」「生態」「匂い」「利用」に四分類し、な草花の写真とともに、その魅力を綴られています。 媒介者である動物の、視覚、嗅覚、触覚、味覚(ひょっとしたら聴覚も?)をフル稼働させる草花の姿を、なかなかに面白い視点で紹介しています。 🏵私は、道すがらの草花をスマホで撮影する『イージー写真』が趣味です。鮮やかな色彩と香りに、ふらふらと寄ってしまう習性があります。 きっと、「前世は虫だった」と確信しています🐛 ✽ペコメへのお返事は次項へ→
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