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花ばなに誘われて✽ 『官能植物』
当時のスマホに百円均のタッチペンで描いたせいか、画素が荒いです💧
身内に踊り子(習い事でダンス)がいるためか、生の舞踊を見るとわくわくします。撓やかな体は、それだけで芸術。
ちなみに、このイラスト当時の日記には「13連勤中」と記されていました。笑えないぜ!
✽官能を味わいたい1冊(イラストは擬人化?!)✽
『官能植物』 木谷美咲 NHK出版
図鑑、考察? いや、植物に魅入られた著者の、めくるめく官能の手記です。
そもそも植物における花は、生殖器。
命をつなぐためには虫を惑わし、自らの体内で溶かし栄養分にするのもいとわない。自分は不動のまま、媒介者を利用する植物――とりわけ花が、艷やかであるのは当然のことなんでしょう。
例えば、ジャスミン。お茶としても親しまれ、ほっとする安息香で有名です☕ あの香りには催淫作用があり、夜伽に関わるのは言うまでもなく。
(※ここから注意)……糞尿の元になる成分も、微量ながら含有しているのだとか!
この著書では、食虫植物愛好家である木谷さんが、「形態」「生態」「匂い」「利用」に四分類し、肉感的な草花の写真とともに、その魅力を綴られています。
媒介者である動物の、視覚、嗅覚、触覚、味覚(ひょっとしたら聴覚も?)をフル稼働させる草花の姿を、なかなかに面白い視点で紹介しています。
🏵私は、道すがらの草花をスマホで撮影する『イージー写真』が趣味です。鮮やかな色彩と香りに、ふらふらと寄ってしまう習性があります。
きっと、「前世は虫だった」と確信しています🐛
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