家族の干渉、不干渉 ✽ 『森の家』

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家族の干渉、不干渉 ✽ 『森の家』

de739cc1-ebcc-447a-9a9b-2fb9a3171557下絵なし、アタリなしで描いたもの。2回目から適当な絵ですみません……。 ワコムタブレット入手後、手を慣らすために描いたもの。  ✽この頃の(イラストは無関係)✽ 『森の家』 千早茜 講談社文庫 相手を決して自分の中に侵入させない恋人が失踪してしまい、残された主人公・美里は、彼の息子の家に転がり込む。父親との距離を図りかねる息子・まりもと、不干渉な生活を送る家は、鬱蒼とした緑に囲まれて……。 現代作家の作品は、書店で数ページ読んで惹かれたものを読みます。つまり乱読なんです💦 千早先生は温度感が程よいです。 疑似家族という、近年よくあるテーマですが、読者に押し付けすぎず物語るところなど魅力的。 干渉・不干渉というテーマですし、読みやすいので、中高生にもお勧め。 とか言いつつ、あまり読書に興味ない十代のほうが増えたな……と、職場で生徒と触れあう度に感じるさみしさよ。 スマホには勝てないのかな……。SNSで、ずっと繋がっている大変そうです、今の十代(とはたから見て思う)。
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