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傷を負った者同士が出会う意味*『極彩色の食卓』
「絶対に秘密だよ」コンテストが気になりますね、未苑です。
妄想コンテストに参加しなくなって久しい私ですが、先日発表の「夫婦」の結果が眩しくて興奮しました♡ 私のフォロワー様だと、
花果さん これは必読!トンデモ賞✨🎉
リコさん 1年ぶりしいたけとのこと!佳作✨🎉
莉都さん 入賞常連の実績に尊敬✨🎉
本当におめでとうございます!!!
私も久しぶりに出そうかな……ドキドキ。←いざとなると筆が乗らない奴(苦笑)
髪の毛がちょっとパープル過ぎたかも💦 背景はibisPaint様m(_ _)m
身のこなしが綺麗な御高齢の方をお見かけすると、つい目で追ってしまいます。
*こんな老年期に憧れるキャラが出てくる小説が好きです*
『極彩色の食卓』 みお ことのは文庫
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今回は上のイラストから思い出した小説をご紹介。一癖ある御高齢レディと、訳あり青年との出会いを描いたライト文芸です。
コンテスト落選で項垂れていた男子美大生の燕は、「綺麗な顔」と律子という老女から公園で声を掛けられ、彼女がかつて一世を風靡した天才女流画家だと気付きます。
「デッサンのモデルにならないか」と誘われたものの、そのまま倒れてしまった律子を介抱し自宅まで届けた燕はフレンチトーストを振る舞います。
「食事を作る代わりにここに住まないか」
生活能力がなく、大きな屋敷に1人孤独に住む魔女・律子に提案され、家賃が払えずに困っていた燕は二つ返事でOK。今は現役を退き、気まぐれな性格で周りから孤立していた律子と触れ合う燕は、天才画家だった彼女が絵筆を置いた決意を知ることになり……。
過去に傷を負った者同士はドラマが生まれやすいですね。
理由は違えど、ともに絵画で挫折した同士。個人的に、〈己の内側を見つめる作業〉という点で、絵画は小説と近い孤独を感じる作業だと思います。動作自体も、物理的に1人でしか出来無いですしね(共作は別として)
大好きな、それこそ己の救済と言える行為がむしろ自分を苦しめる……普遍的な創作の悩みでしょうか(涙)
だからこそ傷を負った者同士はすれ違い、理解し合える。
小説スランプ中(←また💦)の私には心に染み入るものがあります……。
小説描くのってどうしてこんなに辛いのに止められないんでしょうね?
ちなみに、律子さんのお屋敷には「春」「夏」「秋」「冬」それぞれをイメージした部屋があります。「春」なら桜を描いたキャンバスが何枚も飾られ、燕が出す食事に合わせた部屋で2人は食事します。
フレンチトースト、ナポリタン、ビーフシチュー、電子レンジで火を通す銀杏などなど……。
章ごとの季節感ある家庭料理の描写がなんとも美味しそう! 巻末には各レシピまでついている飯テロ小説でもあります♡ 夜中に読むのは自己責任で(笑)
*連日ょゎょゎで、更新遅れ&エブに顔出す元気が無くてすみません💦💦
*ペコメありがとうございます〜! お返事その都度お返し、ないしは頂いた方のエッセイにペコメお返事しております♡
*明後日にでもイレギュラーで「妄想似顔絵」公開で更新予定です〜。
→すみません💦 連日多忙によりレギュラー更新時公開となりましたm(__)m
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