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インディーズ本が売れるための出版とは *『あなたの知らない意外とイケてる起業家の告白』
1日更新が送れてすみませんm(_ _)m💦 ←最近毎回言っているような……。
お騒がせしております頭痛ですが、つぶあんさんに症状に合った漢方を紹介頂いて、少しずつ良くなってきました。つぶあんさん、本当にありがとうございます!!m(_ _)m 皆様からお見舞いメッセージ頂いて、私は本当に果報者です……ありがとうございます😭✨✨
引き続き、ぐっすり寝て何とか直したいと思います! そして『ドロシー〜』の続きを頑張り……ま……(苦)
※今回、理由あってイラストは最下部へ。
*インディーズ良作が売れるための出版とは*
『あなたの知らない意外とイケてる起業家の告白』 百折不撓編集委員会 講談社
今回もお知り合いの方の御本から。
と言うと、何だかステマみたいですが(!)読んでみて面白かったので、御本人にお知らせもせずに勝手に紹介します(笑)
昨年、光栄なことに私が第1回の大賞を頂いた〈文学レボリューション〉の主催者である、向田社長の赤裸々起業体験記を含むビジネス書です。
いや、ステマじゃないです本当に!!(←言うほど怪しくなってる・笑)
もともとインディーズ大好きな向田さん。大卒後はレコード会社に就職し、海外アーティストの権利購入や国内ミュージシャンのプロデュースをしていた際に、
“メジャーを支援する仕組みは整っていて、インディーズを支援する仕組みは整っていない”
という現実と、手垢のついていないマニアック分野ほど、インディーズに玄人受けするレベルの高いミュージシャンが多いことに気付いたそうです。
そこで販路を見出す仕事をしてきたのですが、ミュージシャンには確固とした〈売れない美学〉があり、なかなか浸透しない結果に。
その矢先、知人から本を出したいと声をかけられ、調べれば調べるほど自費出版業界の粗さに目が付くようになられたそう。
売れる作家ばかりに力を入れる大手出版社とは違う、その本を必要とする人に届く流通が必要なのではないか?
「才能ある人達がきちんと売れるようにしよう」と、出版業に舵を取りはじめ……。
いやはや、社長業って(特に1代目は)精神的な強さがないと出来ないですね……💦
今までビジネス書とは縁遠かったのですが、顧客(作家)にリターンする仕組み、部下を食べさせる覚悟、組織における孤独等……それこそ精神疾患を罹って、毎日家で泣きながらも死に物狂いで経営していたこと赤裸々に告白されていて驚きました。
私には生まれ変わっても出来ない、到底想像もつかない苦労です💦💦
ただでさえ自費出版は「お金を取るビジネス」で悪徳イメージからスタートして、多く誤解をうけてきたそう。売れ出したら今度はどこから聞きつけたか、至る所からビジネスの声が掛かる。それはもう人間不信、疑心暗鬼になるだろうな、と心中察してしまいます……。
それでも向田社長は“やっぱり人が好きだから‘”画一化していないインディーズがいい、と拘られた。
“商業出版にも引けを取らない発信”
を目指し、今もなお百折不撓で続けることを覚悟したそう。
改めて、〈読者と作者のマッチング率〉が上がるような仕組みこそ必要だな……と実感しました。
私自身、ここのエブリスタでもっと読まれて欲しい作品が沢山あります。
大多数=正義、ではない出版(小説流通)の未来を考えさせられる、貴重な体験記でした。
なお出版業=向田社長の他にも、さまざまな業種の方々の〈しくじり先生(?)〉話が収録されています。
利益率にこだわる外食産業、海外でコケた経験を告白する高級食パンチェーン、ニッチなギター教室、顧客第一の会計会社、建設業を陰で支える検査会社、となかなか濃ゆい話ばかり。
うーん……、やっぱり私は逆立ちしても起業家(身内以外の従業員を食べさせている)になれる才能0です!!(笑)
ちなみに今回のイラスト↓
音楽の話を振るとめちゃくちゃ楽しそうに語り出す楽しい方でした、向田社長。
というかこんな似顔絵描いて怒られそう私www
*冒頭にも書きましたが、お見舞い含めてペコメありがとうございます✨✨
ペコメ欄にお返事させて頂きました。遅くなってすみません💦💦m(_ _)m
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