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10代のうちに読みたい ✽ W村上
内臓を無視した体のラインと、長すぎる首。
模写を始める前で、人体として色々とおかしいです……。
そして、少女漫画しています(苦)
✽10代の多感な頃に読んでいた定番(イラストは無関係 ※ただし、当時の制服には近い)✽
『風の歌を聴け』村上春樹 /『昭和歌謡大全集』村上龍
ベタですが、W村上の話を。
高校生の頃に、既存作を読んでいました。もはや、W村上って言わないのかしら……。あまりに色が違うので、私には比較しようもないです。
当時、モラハラ現代文講師の授業を無視して(こら)『風の歌を聴け』を読んでいるのがバレたんです。ところが「ほう……ハルキか」と怒られなかった思い出。叱られろw
群像新人文学賞受賞作ですが、私が好きな作家が審査員で絶賛したそうな。
近年は、フィッツジェラルド、カーヴァーなど春樹先生のグルーヴ感のある翻訳が好きです。文章のリズムが気持ち良い。
2000年以降、メディアで見かけない日は無かった龍先生。つねに時世を反映したフィクションはドキュメンタリーのようでもあり、十代の頃とても刺激的でした。『オーディション』『インザミソスープ』とか。
『昭和歌謡大全集』はタイトル通り、懐メロにのせて、陰キャな青年集団とオバサン集団の弔い合戦。映画化していますが、文章のほうがずっしり余韻を残します。視覚的なドンパチではない、という意味で。
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