2人が本棚に入れています
本棚に追加
後ろを、振り向くことも、出来ず
寝ている父親を、見つめていた。
多分殺された『アオイ』が、忘れられず
この部屋に、戻ってきたのだろうか。と
寝ている父親を、見つめながら
思っていると、先程キッチンで、物音が
したところから、殺されたはずの『アオイ』が
いつものように、現れたのだ。
まるで、生きているかのように
エプロン姿のアオイは、
ニコニコしながら、ベランダがあるところに
私の横を、通り越していく。
私は、あまりの恐怖に、父親を
揺すりながら、『アオイがいるよ。』
『ねぇ、アオイがいるってば!!』と
叫んでたら、本当に、起こされて
夢だとわかった。
いやあ。怖かったです。
最初のコメントを投稿しよう!