夢の話『アオイ』

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後ろを、振り向くことも、出来ず 寝ている父親を、見つめていた。 多分殺された『アオイ』が、忘れられず この部屋に、戻ってきたのだろうか。と 寝ている父親を、見つめながら 思っていると、先程キッチンで、物音が したところから、殺されたはずの『アオイ』が いつものように、現れたのだ。 まるで、生きているかのように エプロン姿のアオイは、 ニコニコしながら、ベランダがあるところに 私の横を、通り越していく。 私は、あまりの恐怖に、父親を 揺すりながら、『アオイがいるよ。』 『ねぇ、アオイがいるってば!!』と 叫んでたら、本当に、起こされて 夢だとわかった。 いやあ。怖かったです。
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