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一緒に住んでいたのは、ひい祖父とひい祖母だという。
「懐かしいわ、私もよくその家を夢に見るの。夢の中では、屋上に繋がる階段があって、そこに行くとたくさんの洗濯物とあなたのひいお婆ちゃんがいるの。何も怖いことはないわ、屋上に上がってごらんなさいな…きっと気持ち良いわよ」
(…そうか、そんなものか)
私は安堵して眠りにつき…再び、あの家を夢に見た。
薄汚れた広い家、たくさんの部屋。
何もかも投げ出されたような衣類や本。
常に感じる視線をくぐり抜け、私は屋上に出る階段を見つける。
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