思い出の錦江湾
7/10
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
13人が本棚に入れています
本棚に追加
/
11ページ
***** 僕は大学生になり、神戸の学校に通っていた。大阪の家から一時間かけて電車で通い、講義が終われば、一時間かけて帰るのだ。高いところを好み、冒険が趣味だった小さい頃とは打って変わり、淡々と日々を過ごし、波風が立たない日常を欲していた。 鹿児島には、あれ以来行くことはなかった。父の会社の経営が傾き、日々の暮らしでいっぱいいっぱいで、鹿児島に行く暇もなかったのだ。
/
11ページ
最初のコメントを投稿しよう!
13人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
295(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!