0.Prologue

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0.Prologue

注意:この本は前触れなく突然ランダムにエロに突入するので、読書環境をご確認の上で閲覧下さい。 例:下記冒頭  息をまだ乱しながらさらさらした汗をかいている背中を後ろからそっと抱きすくめる。その首筋に口付けして舌を這わせながらそっと左手首に手を重ねる。いつも、触れるたびになんて奇麗なんだろうと思う。私の宝物。  そっと顔を覗き込むとぼんやりしたまぶたがごしに目があって、またピクリと震えた。  大好きです。今日はもうおしまいにしましょう、そう耳元で囁くと、ふぅ、というか細く長い息と共に少し首元から力が抜けたのがわかった。愛しい。耳たぶをそっと齧って耳の後ろの柔らかい髪の毛に鼻を埋める。普段の匂いに混ざる汗の少し甘酸っぱい香り。  色々な液体が混ざりあったべたべたの体。手の甲の上にぴったり重ねた左手に力を込める。大切な人。今日もたくさん体を重ねたから、好きでいてくれるでしょうか? 私を嫌いにならないでくださいね。
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