146人が本棚に入れています
本棚に追加
/115ページ
今日は違う。ただ気持ちいいことだけ与えられて、思考が腹の中に集中する。
「お、奥、ぅ、ああっ、はぁ…きもちい…」
「修哉はひどくされる方が良いって思い込んでるみたいだけど、本当は優しく攻められるのも好きだよね」
「ちが、ぁあっ!?も、もっとぉ、おくきてぇ!!」
「そう?いいの?」
「いい!いいから、ぁ…ヒッ、ぐぁ、あ"あ"ぁ、ダメ、ダメッ!出るっ、ぅ、ぁぁぁっ!!」
腹の奥が熱い。押し出されるように、千隼の動きに合わせてドクドクと精液が押し出される感覚。
気持ち良過ぎて他に何も考えられない。
誰にも何も求めることがなくなって、恋も愛もいらないと思って過ごした半年を、千隼は肯定してくれる。
ただ気持ちいいことだけ考えていられる時間は、確かに俺にとって必要なことだった。
最初のコメントを投稿しよう!