距離

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 今日は違う。ただ気持ちいいことだけ与えられて、思考が腹の中に集中する。 「お、奥、ぅ、ああっ、はぁ…きもちい…」 「修哉はひどくされる方が良いって思い込んでるみたいだけど、本当は優しく攻められるのも好きだよね」 「ちが、ぁあっ!?も、もっとぉ、おくきてぇ!!」 「そう?いいの?」 「いい!いいから、ぁ…ヒッ、ぐぁ、あ"あ"ぁ、ダメ、ダメッ!出るっ、ぅ、ぁぁぁっ!!」  腹の奥が熱い。押し出されるように、千隼の動きに合わせてドクドクと精液が押し出される感覚。  気持ち良過ぎて他に何も考えられない。  誰にも何も求めることがなくなって、恋も愛もいらないと思って過ごした半年を、千隼は肯定してくれる。  ただ気持ちいいことだけ考えていられる時間は、確かに俺にとって必要なことだった。
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