プロローグ 黒衣の彼

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 相澤の嘆きは届いているはずだが、彼は振り向きもしない。相澤は黒い衣服に包まれた遠山の背中を、ただ見送るほかになかった。  それから、わずか一時間後のことだ。  遠山青年の近くで、またひとつ事件が起こったのは。
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