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次の日 部屋の様子は
前の夜に比べ
何一つ 変わっていなかった
毛布も 私が置いたまま
冷蔵庫の中も まったくそのまま
私は 少し ガッカリし
同時に やっぱり ホッとした
私は普通に椅子に座り
ネット小説サイトを開く
妄想コンテスト用に書きかけた
２つの作品を
そろそろ仕上げないと
締め切りが迫っている
が・・・
その小説の本文を書こうとして
私は 真っ青になった！
なんと！
３ページまでしか書いていない
恋愛小説が
１０ページまで書き上げられ
完結になっていた！
５ページまで書いていた
ミステリー小説は
２５ページまで書き上げられ
完結になっていた！
しかも 読んでみると それは
私には到底 考えつきそうもない
新鮮で 奇抜で ワクワクする
素晴らしい 出来栄えだった
一文字一文字 読み進むだけで
あらゆる意味で 興奮して
私は 震えた
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