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とまあ、これで俺の異世界転生は確定した。
ではここで問題です。
異世界転生といえばなんでしょう?
答えはチートである。
そしてなんと俺は言語チートを持っている!
そう思ったのは両親やメイドさんのしゃべる言葉が明らかに日本語ではないのに理解できることに気づいたからだ。
………結局早とちりだったけどな。
最初の頃は周りが何を言っているのかがはっきりと分かった。
しかし、日が経つにつれて段々とわからなくなっていくのだ。
始めに単語が抜ける様になり、次に短い文が、そこだけ理解できない言葉として聞こえるようになった。
はい。地味にショックでしたとも。
ちなみにそのことに気づいた俺は、聞こえなくなる前にと情報収集にいそしんだ。そのおかげである程度の事は幼いうちに把握することができたのである。そのおかげで、割と賢い子と認識されていたのでは?
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