4人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
千点って何の点数? それにこのメイドロボットがご主人の大地くんといっしょにいないのも珍しいな。
「はは、しょせんは夢の中の話だもの。もしかしたらただ大きいペルシャ猫かもしれないね。」
「ナフィ様、失礼ながら夢の中の出来事にしては夢のない発言デスね。もっとロボットよりも夢のあること言ってクダサイよ。じゃないとツマラン。」
はあ、誰かこのポンコツの主人早く連れてきて。
「今ミツコのことポンコツと思ったデスよね? そういうカンはミツコ、ロボットなのにするどいんデスよ!」
はあ、なんか疲れるなあ、このロボットの相手。
「いえいえ、そんなこと思ってないですよ。ミツコさん。」
「アラ、ワタクシのとんだカン違いだったようデスね。すみません、ナフィ様。」
ロボットミツコがゆっくりと深いおじぎをしていたが、ふとその後ろで目に入るものがあった。昨晩夢の中で見たことのあるような。
最初のコメントを投稿しよう!