砂漠の宮殿に夢見る夢中の守護者

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 千点って何の点数? それにこのメイドロボットがご主人の大地(ダイチ)くんといっしょにいないのも珍しいな。 「はは、しょせんは夢の中の話だもの。もしかしたらただ大きいペルシャ猫かもしれないね。」 「ナフィ様、失礼ながら夢の中の出来事にしては夢のない発言デスね。もっとロボットよりも夢のあること言ってクダサイよ。じゃないとツマラン。」  はあ、誰かこのポンコツの主人早く連れてきて。 「今ミツコのことポンコツと思ったデスよね? そういうカンはミツコ、ロボットなのにするどいんデスよ!」  はあ、なんか疲れるなあ、このロボットの相手。 「いえいえ、そんなこと思ってないですよ。ミツコさん。」 「アラ、ワタクシのとんだカン違いだったようデスね。すみません、ナフィ様。」  ロボットミツコがゆっくりと深いおじぎをしていたが、ふとその後ろで目に入るものがあった。昨晩夢の中で見たことのあるような。
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