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その夜も泣いて寝た。
泣いて、出した結論は「くだらない」
要は開き直った。
婚活だろうが、合コンだろうが、同級会だろうが、私は好きなところへ行ってやる。
私は、徹君の持ち物ではない。
(徹君を全部自分のものにしたい、という欲求が私にあることは認めるけど、彼の行動を制限なんかしないように心に誓った。)
親に頼まれて、感想文を書きにいくのが何が悪いんだ。
キノコ狩りなんて、なんて魅力的なイベントだろう。
もう絶対楽しんでくる。
怒りに任せて、あの「了解」にお返事もしなかった。
「了解」という馬鹿みたいにシンプルなメッセージに相当な返事なんかあるんだったら、教えて欲しい。
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