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カフェに寄って、家に戻り、買った網戸を嵌め込むと、修理の必要な網戸をご実家で取引がある業者へ出してくれることになった。
トラックの荷台に修理の必要な網戸を積み込むと、「多分一週間位でできるんで、また連絡します」と徹君は帰って行った。
徹君が帰っちゃって、少し寂しい気持ちになっている自分に気がつく。
人恋しいって感じかもしれない。
カフェからの帰り、今日見た熱帯魚の話から今まで飼っていたペットの話で盛り上がった。
徹君は年下だけど、しっかりしているし、落ち着いてると思う。
一緒に話していて、とても楽しい。
そういえば、今日、話していて、徹君は三学年下だけど、三月生まれの私とはほぼ2歳差だと分かった。四月生まれらしい。
(樹君は五月生まれだった。私は、そんなこともいまだに覚えている。)
だからって、年下に変りはないんだけど。
それに、今日、カフェのオーナーさんはデートだと思ってくれたようだけど、すらっとハンサムなトオル君と、背が小さくて、普通な私は釣り合わない。
分かっているけど、楽しかったなぁ、と思う。
樹君の面影に、少し徹君が似ているから、勘違いして、魅かれているだけなのかもしれないけれど。
よくわからない。
ただ、徹君といるのは楽しかった。
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