縁側の月

アンドリュー

日用品を買いながら、地元の地理を説明する。
地元の小さい商店、コンビニなどで食品は間に合うけど、本や、日用品、服、外食は少し離れた街に行くことが多いこと。
一応電車が出ているけど、地元民は自家用車で移動するのがほとんどとか。

食品は、近所のスーパーを教える為、後で近所のスーパーに買いに行くことにして、ひとしきりここで必要な買い物をして、カフェに入って休憩する。

アンドリューは日本のもの全て、興味深く観察してて、反応がいちいち面白い。

商業施設の端に置かれた大量のガチャガチャだとか、その辺のお家が日よけにヘチマやゴーヤを育てているのとか。
たくさん写真を撮っていた。

アイスコーヒーを2つとケーキ2つ注文する。
運ばれてきたケーキの飾りの繊細さにも興奮していた。

ものすごく話しやすい雰囲気の男の子だ。
英語で気楽にお喋りする感覚が、大学時代以来で、懐かしくって嬉しい。

楽しい子と出会えたと思う。