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この2日間放置した髭がいつもと違って少し肌に当たるんだろう。くすぐったいと腰をくねらせる桜の臍が目の前にあり舐めた…ひゃ…ぁ…このまま全身舐めたいがまだ本調子でない桜を抱くわけにはいかない。そのまま抱き上げ湯船に一緒に沈み
「半身浴だけな。毎日エアコンだから脚は温めたいだろ?」
桜を脚で挟み俺の胸に凭れさせて彼女の前で手を組み合わせる。安心したように体を預ける桜の肩に顎を乗せるとまた、くすぐったいと肩をすくめ腰を浮かす。それに煽られ首や肩に唇を落とす…わざと髭が当たるようにして…次々に唇を落とし時折チロッと舐める。桜が逃げるように上体を前に倒すと両手のひらを広げ両胸をキャッチするかのように受け止め、柔らかくも指を跳ね返されそうな弾力を楽しみ欲に負けた。
「…桜…一回だけ…いい?ベッドで汗かくの良くないと思うんだ…少しだけ…お願い」
「…賢祐…このあと…賢祐も寝てくれる?ちゃんと休んでくれるなら…いいよ…」
「ふっ…具合悪いのは俺じゃなくて桜だよ…」
俺の心配をする桜はどこまで優しく出来ているんだ。やわやわと胸を揉みしだきながら背中にキスを落とし心臓の裏側に吸い付き真っ赤な華を咲かせる…っつ…彼女は胸を突きだし背中を反る。腹に腕を回し一緒に立ち上がらせバスタブの縁に腰掛け彼女を膝に乗せると
「…」
何か言いかけてやめた桜の額にかかる髪を手で撫で避けながら
「やっぱりしんどいよな…ごめん…このまま上がろう」
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