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食後リビングで桜は俺が洗濯しておいたものを畳みながら
「明後日の夜、花火見に行ってもいいよね?」
「明日、体調に問題がなかったらな」
「マミさん行けるって?」
「ああ」
「賢祐も行きたいでしょ?」
「そうだな…桜が行きたいと言っているところに行きたいからな」
わざと甘く言い桜を見ると洗濯物を握りしめて赤面している。
「それ…シワになるぞ」
「っあ…」
カーペットに座っている桜は洗濯物を置き、そのままハイハイしてソファーに座る俺の前まで来ると、俺の膝に手を乗せ
「…賢祐…ぁの…ね…」
「ん?」
「キュッって…して…くださ…ぃ」
「ふっ…なんで‘ください’?おいで、桜」
手を引き俺の膝を跨いで座らせると桜の言うキュッっとをしてやる。
「これでいい?…これだけでいいの?」
ひとつに髪を束ね露になっている耳たぶを噛りながら聞く。
「ヤダ…いっぱい…触れて…」
桜が言い終わる前に唇を塞ぎ、彼女の唇も舌も何もかも飲み込む勢いで食んだ。
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