番外編 8月

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 布団の中に頭を入れ桜の肌が出ている部分、足首と足を舐める…ぇっ…賢祐?…足の指一本一本舐め、反対の足の指もしゃぶる。膝を曲げ足を引いた桜の膝を割り体を入れ 「桜が返事したんだよ…寝かさないよ、うんって」 「…いつ?」 「ついさっき…もう黙って朝まで愛されて」  彼女の唇をふさぎパジャマのボタンを外していくと、もう上向いた張りのある膨らみが俺を待っている。桜は真夏の夜には暑いと下着をつけないからな。膨らみに夢中でしゃぶりつきながら、兄さんが桜と花火を見たのは29か30歳の時だと考える。その5、6年後に… 「桜…さく…らっ」  思わず桜を強く抱きしめ、戸惑う彼女に告げる。 「俺、死なないから…ずっと一緒にいような…花火もまた見ような」 「うん…ありがと…私が昔のこと思い出しちゃったから…賢祐もお父さん…お兄ちゃんに会いたいよね…」  桜はパジャマから腕を自由にし下も全て一気に脱ぐと 「朝まで愛してくれるんでしょ?」  と妖艶に俺を誘った。
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