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その飲み会の時もそうだった。 <今日のスカート似合ってる。かわいいなぁ。> <田島と話してる。俺とだけ話せばいいのに。> <顔赤くなってきた。かわいい。> などと聞こえていた時点では、私の胸はキュンキュンしていた。 時間がたち、 <ほろ酔いの北見、なんかそそるな。> <あぁめっちゃかわいい。連れて帰りたい。> などと聞こえていた時点でも、私はまんざらでもなかった。もしかして人生初のお持ち帰りされちゃうの?王子に?なんて思ったりして。 お酒も進んで、 <ブラウスの胸元、適度に開いてていい感じだな。手、入れやすそう。> <下着は何色かな。黒は・・・北見っぽくない。紺とか?あ、紺いいかも。北見と紺!なんかえっろ!> <あぁ、やばい。めっちゃキスしたい。耳もかわいいなぁ。舐めたらどんな声だすんだろう。> などと聞こえてきた時点でも、あれ、結構エッチね、などとキャピついていた。 しかし、そこからの佐々木がすごかった。
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