明烏のブルース
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生臭い。鼻を突き刺すような匂いで目が覚める。路地裏のゴミ捨て場に浮かぶ俺。ほんのり鉄の味がする。鼻の痺れは、匂いか別か。 一羽のカラスが睨んでいる。分かってる。酒と欲に飲まれた俺の負け。挙げ句にここに捨てられる。 なぁお前。もし本当に俺がくたばるその時は、俺の肉を残さず全部食ってくれよ。朝焼けと一緒にな。
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