ソメイヨシノの木の下

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家のベッドで横になった僕は手にしたネックレスを眺めている。 公園で女性が去って行ってからしばらく、僕は写真を撮ろうと気づき直した。 だけども、彼女が立っていたところに、このネックレスが落ちていたのだ。 探したけれども彼女は見つからず、しばらくその場にいても戻ってくる気配はなかった。 困り果てた僕は、落とし物を届けるのすら忘れてそのまま帰宅してしまったわけだ。 そして、晩ご飯に呼ばれてそのまま忘れてしまった。  ・・・
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