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駅に着くと、茶髪で身長175センチくらいの筋肉質の彼が姿勢よく立っていた。
「よっ!文也来たから行くか。」
服は白のタンクトップにジーンズにスニーカー。
彼はキーボードだから、手には何も持ってないけど、きっとリュックの中にボロボロになるまで練習した楽譜が入ってるのだろう。
「電車の時間まであと3分だって。」
「急がないとなー。」
急いで改札の隣の階段を降りて、赤の線が入った電車に乗り込む。
遅延が多いこの電車だが、交通の便はすごく良い。
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