194人が本棚に入れています
本棚に追加
/225ページ
4月に入学して以来、南は少々暴走気味だ。
“みんなが、しーちゃんを狙っている。”
“お気に入りのコが出来たから、髪型気にしてるの?”
そして今日の、
“しーちゃんは、人たらしなの?”
発言。(汗)
『あのね……。南は、わたしが地味で目立たないタイプって分かってるでしょ?それは、高校生になっても変わらないから。』
「はぁ……これだから無自覚イケメンは困る。本当に止めて欲しい、マジで…。」
“何でわたしが呆れられてるの?
おかしいよね。
わたし…何かした??”
『南…?』
「明日は、しーちゃん部活は…?」
『部活…?部活は…明日は無いよ。』
「じゃあ明日、しーちゃん家に行くから。」
『それは、別にいいけど…。うん?たしか、あさっての日曜日に…約束してたんじゃなかったっけ?』
「うん、そうだよ。だから明日も追加したの。土・日共、わたしがしーちゃん予約!大丈夫だよね?」
『うん…。』
「よかったー♪」
南さん、機嫌が直ったようです。
とりあえず、ホッとひと安心。
最初のコメントを投稿しよう!