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悪魔の力
ボリスは自宅に帰ると少女の身体の寸法を計り、食事と寝床を与え、少女が眠りに落ちてから買い物に出掛け古着屋で少女の服を揃えた。
そして雑貨屋で石鹸をふたつ買うと自宅に帰った。
お湯を沸かしタライの水にお湯を足しぬるま湯にするとボリスは身体を洗った。酷い死臭が染み付き毛穴まで臭いそうだった。
何度も何度も身体を洗い残り湯で少女を洗おうと思っていたがあまりの汚さに新しく湯を用意することにした。
少女を起こしタライに入れて洗っていると、ボリスは性的な欲求が異常にたぎってくるのを感じた。
つるぺたの胸に興味はないはずなのにおかしい……。
「おい!オマエ、まさか俺に何かしたのか?」ボリスが少女に聞くと少女はコクンと頷いた。
「どういう事か説明してくれないか?」ボリスが聞くと少女は説明を始めた。
母親が死に悪魔が現れて契約を結んだこと。ここに誰かを寄越すから望みを叶えたければそいつを絶対に離してはならないということ。そいつを最初の眷属にしてそいつだけは潰さないように大切に扱うこと。というふたつのアドバイスを悪魔から貰った、だから眷属しようと誘った。と少女は言った。
ボリスは聞いた。その悪魔というのはどんなヤツだったのかと。
胸が4つある女の悪魔だったと少女は答えた。
「やられた!!」ボリスは考えた、俺は占い師に化けた悪魔にはめられまんまと思惑通りに動いてしまったんだと。4つも胸のある女なんて世界に何人もいないだろうし会える可能性はまずない。どうして最初から悪魔の可能性を考えなかったんだろう?
罰を与えないのは今後、主導権を握るためにもよくないとボリスは考えた。
「俺はやられたら女子供相手でもやり返す主義だ。だが暴力は好かん」というとボリスは少女を捕まえヤメてと言われてもくすぐりまくった。
少女を狂ったように笑わせ放屁と失禁させボリスは勝利感を感じるとともに性欲が限界を超えて高ぶって自身の思考を制御出来なくなりつつある事を感じた。
悪魔的なフェロモンのせいなのか!?くすぐったのは失敗だったのかもしれない……。
出掛けるから着替えて休んでいろと口から絞り出すように言うと緊急時のために蓄えておいた金を握りしめ、ボリスは夜の街に女を買いにフラフラと出掛けていった。
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