されど恋するアラフォー母たち

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□しずる、しずれば、しずるとき an•anのセクシーグラビアには ちっともぐっと来ない、と先日書いた。 綺麗な花を綺麗に撮るだけでは 何にも面白くない、色気がない。 果物を美味しそうに見せるために 霧吹きで湿らせたりライト当てたり 色合いをヴィヴィッドにしたり 商品写真はそういう 「表面的な欲」を刺激する作りになってて アイドルのキメ顔グラビアは その形をなぞってるだけに見える 青年誌の水着の女の子たちもそう。 わたしには陳列されてる残酷な商品に見える。 人間の色気ってそういうもんですかね? 会話の間、視線の外し方、距離の詰め方、 声の丸みや響き方 写真には写せなさそうな瞬間のものだけど、 それらがしっかり切り取られていることがあって そういう写真に出会った時の 「見つけちゃった」感は格別だったりする わたしもこんな風に人に出会いたいし 向き合いたいし、愛したい メジャー誌が定義するセクシーが こんな陳腐でいいのかなー 水着娘のグラビアが 電車の中吊りやコンビニの棚に溢れてる国だから しょうがないのかしら 健全なのはわたしか彼等か なんてな
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