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ぐちゃぐちゃに濡れた蜜壺から、敏感に膨れ上がった紅蕾ごと撫で上げられて…腰がピクンと跳ねた。
「見よ、玲姫…なぜにこのように糸を引いておる」
「あ、あぁ……っ…」
「応えられぬか？なぜこんなにも溢れかえっているのだ？」
恥ずかしい。それを言葉にするのは、本当に恥ずかしい。
でも、首を差し出した獲物は、狩人の前にひれ伏すしか道はない。よく知っていることだ。
「っ……絽真様にっ…ふ、触れられて……気持ちが、良かったから……っ」
満面の笑み。糸を引く透明な蜜が絡んだ自分の指先を舐（ねぶ）り、煽るように見下ろす。
「良い子だ。褒美をやろう。もっと気持ちよくしてやる」
「えっ……え、あ、そん…な……っ！」
一瞬、何が起きたのかわからなくて。
でも、絽真様が…私の女陰を。
「っあぁぁんんッッ！！」
ジュルジュルっ！！激しい水音。
絽真様の熱い舌が、ぐちゃぐちゃになった女陰を貪る音だ。
「いけません、絽真さまっ…そのような…っあぁぁっっ！」
庵理様に抱かれたときに感じたあの昂ぶりが、たやすく訪れようとしている。
「あぁっ、だめ、イッちゃう…っ！！」
下腹部の奥から突き抜けるような快楽。
「っあぁぁッッ！！」
「っ…ハァっ……達したか…」
背中が反り返って、腰がビクン、ビクンと跳ねる。
全身にその余韻が駆け巡る中、荒々しく腕で口元を拭った絽真様が熱を帯びた目で見下ろしてくる。
「……想像以上だな…おぬし」
「っはぁっ……はぁっ……」
「こんなに昂ったのは…久方ぶりよ」
息が乱れ、応えられない私に覆いかぶさり、組み敷いて顔を突き合わせる。
猛った茶色い瞳に、上気した自分の顔が映り込んでいた。
「ハァ……ハァ…っ」
絽真様も、興奮している。
「っんん……っ」
唇が奪われ、すぐさま舌先が攻め入った。
乱れた吐息が口端からこぼれ、互いの蜜が絡み合う。
先ほどから繰り広げられる激しい猛攻とは裏腹に、接吻は蕩けるように優しかった。
「んはぁっ……ぅん……」
求められている。絽真様に。
口を吸われれば吸われるほど、果てたばかりの身体に甘やかな波が沸き立つ。
「そのような顔をして……この俺をここまで煽るとは」
「…ぇ……」
力強いその腕が背中に回され、ぎゅうっと抱きしめられる。
「…おぬしは誰にも渡したくない」
「絽真様……」
夜ごと女華宮の嬪娥を抱いておられる絽真様の言葉を、真に受けてはいけないと思いつつも
触れ合った身体から伝わるぬくもりと早鐘を打つ鼓動が、本物の独占欲かもしれないと勘違いを起こさせる。
「おいで…玲姫」
優しい声で名を呼ばれるだけで、身体が疼く。
褥の上で座りながら両手を広げ、微笑む絽真様の顔は柔らかい。
こんなお顔もなさるんだ。
「ここに」
そびえたつ絽真様の魔羅は、濡れそぼった先端を光らせピクピクと脈打っていた。
「自分で入れられるか？」
「えっ？！」
自分で？絽真様に、触れて…。
おそるおそるまたがり、そっと猛った魔羅に手を伸ばし。
「んっ……」
「そうだ…そのまま腰を沈めてみよ」
「あっ…ぁ……んぁぁっっ」
入っちゃった……。
（あぁ…すごい……熱い……っ）
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