バラの王様

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「フィオ……」  その時、これまでのことがふいに想い出され、彼女がバラの精だったことが王様にははっきりとわかりました。……  それから、広いお庭もお部屋が千もある宮殿もバラの花で満ちあふれました。  それで王様はバラの王様と呼ばれるようになったのです。
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