第一話 アイリーン!

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第一話 アイリーン!

「なんでこんなことも出来ないんだ!」と怒号(どごう)が響いた。 そう、いつも通り職員室で何も出来ない私が教師に怒られていた。 「ひぃいい・・・・すいません、忘れていたのです」と私は涙ぐんで本当の事を話した。 「忘れたって?ああ?これで何度目だ?毎日宿題出しているのに忘れるわけないだろう・・・。お前、俺の事なめてるのか?」 「ひいぃいいい、ごめんなさぃいいいい」 もう嫌だ・・・こんなダメな自分、ダメな人生。生きてられない。いっそこの世界から消えてしまいたい・・・・ 誰か助けて。 _________________________________________ 3000年 惑星アンドロメダ アイリーン「あれ?なんか私消えかかっている・・・。どうして?」 博士「うむ、これはタイムパラドックスが働いているな。」 アイリーン「タイムパラドックス?」 博士「うむ、過去に矛盾(むじゅん)が生じると発生し、その史実に合わせて未来が変わってくる現象なのだ。もし、そのままにしておくと君という存在は無くなってしまう。絶対にタイムパラドックスは解決しないといけない問題じゃ。ふむ・・・・それにしても原因がわからない、なぜじゃ」博士はおもむろに宇宙船をいじった。そしてテレビに映し出された。そこには少女が首吊り自殺を図ろうとしている映像が映し出された。 アイリーン「なにこの映像は・・・・?博士そんな趣味が・・・気持ち悪いですね」 博士「いかーん、私の祖先のキャットが消えようとしている。このままだと私もろともアンドロメダ成人も消えてしまう。」 アイリーン「私が消える?博士ならまだしも私が消えるのは嫌です!博士どうにかしてください!」 博士「なんかまぎれて酷いことを言っているような気がするがそんな事言っておる場合ではない。まさかまたこの装置を使うときが来るとは・・・」 博士がボタンを押して、下から3メートルほどの人が乗れるロケットのようなものが出てきた。 アイリーン「なんですかそれ?」 博士「タイムマシーンじゃ。アイリーン君がこのタイムマシーンに乗って彼女の亡命の行為を防いでくれ」 アイリーン「なんで私が行かないと行けないんですか。地球は博士いったことありますよね?私行ったこと無いから怖いんですよ。しかもわかります。こういうのって結構リスクが伴うものですよね。命を失うとか・・・・だから計算的に考えても博士が行ったほうがいいんですよ。低リスクで経験豊富じゃないですか・・・」 博士「なにを意味のわからないことを言っておるのじゃ、こういうのは若いのが乗ったほうがいいし、物語(ストーリー)的にもおっさんが主人公になる物語なんてなんかこう華がないじゃろ。なんせ私は開発側だし体力ないし、この年頃の乙女の部屋に入るのは変態扱いされて失敗に終わってしまうのじゃ」 アイリーン「はーかーせーが行くのー」 博士「嫌じゃ嫌じゃあああああーーー」 アイリーンと博士は取っ組み合っていた 博士「アイリーンお前すでに足が見えなくなってきているぞ」 アイリーン「へ?うそ?」アイリーンは足元を見た 博士「今じゃー」 アイリーン「ぎょええええ」 博士はアイリーンを押してタイムマシーンのポットにいれて扉を閉めた アイリーン「ちょっと・・・騙された・・・開けてー、今のノーカン」 博士「頑張るのじゃぞ。2020年へいざゆかん・・・」 アイリーン「開けてーー、博士のバカ、ハゲ、いい年して独身おじさんー」 タイムマシンは空間から姿を消した 博士「酷すぎじゃぞ・・・・・頑張るのじゃぞ・・・・」 __________________________________________________________ 2021年3月 世界は闇に包まれ、世界は恐慌に包まれた________ そこに現れた少女・・・・アイリーン 彼女は遠い未来アンドロメダからやってきた少女らしい だが、希望を持てなくなった人類は彼女の事を信用するものは居なかった。 そう、キャット以外は・・・・・ アイリーン「と、言う設定でキャットの前に現れたことにしよう!」 キャット「何その設定、アンタバリバリの愛知県出身でしょ・・・・しかも私結構ひどい扱い(笑)」 アイリーン「てへぺろ、」 アイリーーーーーーン! キャット「なにそれ?」 アイリーン「私のアイキャッチ」 キャット「テレビじゃないんだからCM挟まなくていいから(笑)あと、私も入れてよ」 アイリーン「いいよ!」 キャット&アイリーン はじまるよ!
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