あの坂をのぼれば

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あの坂をのぼれば

 あの坂をのぼれば海が見える(『あの坂をのぼれば』杉みき子 より)  あの坂を登れば海が見える…山を歩いて、きつい坂になると、このフレーズが湧いてきます。  学校の授業で習っただけなのに。何十年たっても浮かんでくるので、きっと、いくつになっても浮かんでくるのでしょう。  ときおり、「なんだ坂、こんな坂」とつぶやくのは、違うものが混じっているような気もしますが…  山登りで、登りきっても、海が見えるのは、マレですが(笑)海ではなく、山に向かってますからね〜  でも、黙々と向かう先にたどり着くゴールのイメージは、『坂の向こうに広がる海』。  もうちょっと、もうちょっと。  ガンバレ私。  あの坂をのぼれば海が見える。  子どもたちも、自分の行きたい場所をイメージできたらいいな。 ☆☆☆☆☆☆☆*★☆☆  私の実家は海の近くにあります。歩いて5〜10分くらい?  家と海の間には防砂林があり、下って上って…軽く「坂」があります。 ①坂の向こうに海があるのが当たり前の生活。 ②坂を登っても、また登っても、なかなかたどり着かない『あの坂を…』の主人公。あきらめそうになって、また歩きだす… ③登っても登っても、なかなか山頂にたどり着かない山登り。…山登りの場合は、地図もあって、時間も確認できるから、先は見えてるんですけどね(笑)  現実的な話、ただ海に行くだけなら、地図見たり、大人に確認して、見通しを立てて、日帰りか泊まりかも含めて、計画を立てて。『ある』と分かっていて進む。コレは行程が長くても③と同じですね~  一番しんどいのはやっぱり、②。自分でゴールの見通しがたたないのは辛い。  やり通すのか、あきらめるか。未知なる道を進むとき自分の行きたい場所をちゃんとイメージして、進めたらいいな。  久しぶりに書いたのに、何言いたいのか(笑)  「あの坂をのぼれば海が見える」頭に浮かんで、ココに書きたくなったんです。  後日、読み返して、お直しするかもしれません。 画像は数年前の長男の作品(山と文)…廃紙入に入っていたのを拾って棚の扉に貼りました。 登っている人を描き足したのは娘の友人。ポケモンシールを貼った犯人は私です。 e2253bf1-c5f6-4279-8a3f-7eed452c8757
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