ひと目あえたら 充分だと思っていた
1/1
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
5人が本棚に入れています
本棚に追加
/
1ページ
ひと目あえたら 充分だと思っていた
最期に ひと目だけ 保育器の中のあなたは 怖いほど小さな体で 懸命に胸を上下させていた 生きるための鼓動が 窓越しに伝わってきた時 死を待つだけだった私の体は 目覚ましの音が鳴った時のように ハッとした あの頃からずっと あなたの どんな表情も どんな仕草も 愛おしくてたまらない 生まれてきてくれて ありがとう
/
1ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
5
スターで応援
1,499
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!