解説 山田隆

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「ケンイチくーん、遅くなってごめーん」 「別れてもいいくらいの遅刻だぞ」 というマヤに対するケンイチの厳しすぎる言葉で物語は幕を開ける。 まず全体としてこれを言いたいのだが、この小説のタイトルが「鯉」ってこれ本当に合っているのだろうか。鯉が一切文中に出てこないことから、これは「恋」の誤字だと私は考える。タイトルの漢字を間違えるとか前代未聞だが、でも多分そうだろう。 そしてマヤの名前に触れるが、なんだこの苗字。区湖板。くこいた。くこいたまや。逆から読むと、邪馬台国。初っ端から連続して意味がわからず、既に疲れている。
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