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 そう考えて、一日過ごしていたんだな。俺は。  俺が言った“連絡が来るまで待ってる”という言葉は、確実に自分自身を苦しめているなと思った。これが、もっと続いたら?  そのまま離れることになったら?  彼女の不安は、二人で話すことでしか埋まらないことなのに、怒って焦って突き放したのと同じだったなと思った。  花卉市場の入荷の予定表や、農園の情報をチェックしているうちに、結構な時間が過ぎていた。  ガラス扉が大きくきしむ音が聞こえて、俺はすぐに立ち上がった。  きっと彼女だ。  勢いに任せて、ドアを押してしまうほどの思いが彼女にあるなら。  そう期待して、ガラス扉の向こうに見える彼女のシルエットに向かった。                        to be continue…
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