テレキャスターはモンスター

1/4
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
 テレキャスターというギターは、フェンダー社の登録商標のことなのだ。マサルはテレキャスターが好きだ。  特に弦を張る時に弦を通して入れる側の、テレキャスターの胴体のブリッジという部分にあるリアピックアップは好きだ。  フェンダーのギターだが、ゼマイティスのギターのメタルフロントのようなものだ。  何故なら、テレキャスターのリアピックは金属板に囲まれて搭載されている。  金属板に囲まれて搭載されているのでノイズ対策に役立ち、テレキャスターから出る音、特にリアピックアップを通して出した音はノイスが少ない。  マサルはテレキャスターを気に入っている、マサルの使うテレキャスターは日本製だった。  メイドインUSAを買うのがもったいないというか、日本製の方が良いとマサルは考えていた。  マサルはテレキャスターはマシンガン代わりになると思っていたが、テレキャスターはモンスターになるとも考えた。  マサルはテレキャスターにこだわる必要はないとも思ったが、こだわりたいのだ。  フェンダー社から、元ビートルズのジョージハリスンのシグネイチャーモデルの、テレキャスターが販売されているという話を聞いた。  国産では布袋寅泰のシグネイチャーモデルが、フェルナンデスから販売されていた。  ボウイのギタリストの布袋寅泰だった。マサルはギターが好きなのだ。  もし無人島に行くのならマサルはギターを持って行くだろう。弦を一万セットほど一緒に持って行くだろう。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!