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さんざんユパさまが(人として)好き!
と萌える度にわたしからおじコン扱いされていた紫樹だが、ようやく理由が何となく解った。
紫樹がイケオジリスペクトなのは、守護霊であるお祖父様の影響かもしれないー
わたしは思春期に周囲がBL好き女子ばかりだった為、目当てのア○ベルをユパさまに取られたらどうしようかと、腐海の行く末や巨神兵の骸とは別の不純な心配と妄想を抱えていた。
「だってさあ!!ユパ=ミラ○ダよ?!!(空中からペジテ民を乗せたブリッグに乗り込む例の格好をする)あれだけの男が、独身って、、??(双方剣を収めよ、のポーズをしながら)恋愛対象が男の子なんかもしれん!!(ジェンダーに偏見は全く無い。だがユパ様がライバルだと強敵だッ 慌)
どこに付いて行ってるの?嫌あぁあア○ベルーーー!!(大好きな宮崎作品さまに迷惑極まりないヲタ女子の妄想)」
大人になっても金曜ロードショーでナウ○カが放映されるたびに同じ事を喚くわたしに、
「……は??」
と相変わらず灰原哀位クールな紫樹は、
意外と二次元では伊達男に弱くハ○ルが最推しという女子である。
そして、彼女はわたしの最推しハ○のぱっつん前髪を指摘し、わたしはハ○ルのカラーリングの際の人格崩壊をツッコむ。
いくつになってもこの繰り返しが出来る事にまず感謝である。
と、横道にそれたがわたしは自分のことは解らない。
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