復讐の教科書 現在12巻まで刊行中 以下続刊

7/9
前へ
/490ページ
次へ
新年を迎えて衝撃の展開。遊井の火災事故、切子の事故死、仙水の刺殺事件…… 白鳥は派手に動きすぎて警察にマークされることに。この横濱学園の校長は事なかれ主義で「不幸が重なっただけでしょう」と強引に結論づける。遊井は死んでないために「白鳥先生に嵌められた!」と警察に証言、白鳥はここは適当に誤魔化しにかかり、校長の事なかれ主義で庇われその場を切り抜ける。白鳥は警察が来ているならこれ幸いと自分が飛び降りた事件の真相を暴かせることに。 後は警察(オカミ)の仕事…… 後は遊井が白状すれば芋づる式に不動エイジに繋がり、復讐は完了すると白鳥は胸を撫で下ろすのであった…… 遊井だが、不動エイジに切られてしまう。黒瀬殺害未遂の罪を全て遊井に被せての幕引きを狙っていた。それを知った遊井はヤバいと感じ、口裏を合わせてくれる証言者の元へ。 不動エイジは信用できない、くるみも曖昧。見つけたのは最高の証言者、黒瀬本人。 飼育小屋と連れ込み「屋上にぼくはいなかったと言え!」と自分一人だけ責任逃れに入る ここから更に衝撃の展開。黒瀬(白鳥)は記憶を失っていなかった。全部知った上でこれまで普通に学生生活を送っていたのだった! 黒瀬(白鳥)は「こいつは使えない」として慣れた手付きで遊井の首筋にナイフをサクリ。白鳥(黒瀬)に助け舟を出したのだった。 更に問題が増えてしまった…… 校長は顧問弁護士を呼び出すことに。その顧問弁護士の名前は不動。不動エイジの親父である。弁護士らしく、全ては隠蔽……  白鳥先生(本物)だが、ガチのサイコパス、小動物を殺すことが趣味…… 生徒からは人格者とされる教師も裏側では…… って話。 半年前のこと、黒瀬の父親は痴漢で逮捕されていた。裁判にもなり係争中だったのだが、僅かな財産を残して自殺してしまった。 その自殺の原因だが、不動エイジが雇ったオナチューの女子を使っての痴漢冤罪だった。 オナチューの女子からすれば痴漢冤罪で10万円の示談金を得るための美人局的な何かだったのだが、不動エイジからすれば黒瀬の家庭崩壊を導くための仕込み。 イジメ…… そもそも犯罪だけど…… ここにきてガチ犯罪になったぞ。イジメとウサギの復讐が、父親の敵討ちになったぞ…… 不動エイジがここまでやった理由は父親が黒瀬を褒めるから、黒瀬…… ガチで優等生なんですよ……  黒瀬は無茶苦茶不動エイジの父親に好かれています。こうして父親を奪われたと考えた不動エイジは同じように(全然違うよ!)父親を奪ってやろうと考えたのだった。 それがイジメの原因。こいつ何なの? 人かどうか疑わしいぞ。
/490ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加