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私の少年時代はさておきとして、そのパーマンの最終回は「須羽ミツ夫が本物のヒーローになるための勉強をするためにバード星に行く」と言うもの。
他の2号、3号、4号(幻の5号? いつの間にか消えてましたね……)は地球に残ってヒーロー続けるのかなってずっと気になってたんですよ。
2号、チンパンジー故におそらく寿命で勇退(予想ですが)
3号、アイドル星野スミレとして活躍して勇退(ドラえもんに登場した際の描写から推測)
4号のパーやんの行方が気になって仕方なかったんですよ。
色々な藤子F不二雄作品に触れて、やっと見つけたパーやんの行方を描いた作品がこの「中年スーパーマン左江内氏」だったわけです。最近、日本テレビの土曜九時枠でも実写ドラマ化されたので名前だけは知ってるって人多いと思います。
読んでみると、ガチの大人向けパーマン。扱うテーマも「家出少年達による少年犯罪」「美人局」「左遷」「正義感」「ぼったくりバー」「受験戦争」「政治闘争」と、大人が読んでも楽しめる話ばかり。掲載誌が「漫画アクション」で大人に向けてしか描いてないと言うのもあるのでしょうが。
特に「受験戦争」の回はグサリとくるw
知り合った男の子に受験勉強を強制する母親をスーパーマンが説教するときのやり取り。
「スーパーマンさん、学歴は?」
「ボソボソ……」
「はぁ……(馬鹿にしたような目)」
良かったな奥さん…… 相手がウルトラスーパーデラックスマン(いつか取り上げます)だったら殺されてたぞ。
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