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ちょっとしたあらすじ…… と、言いたいところですが…… この作品は全14話のオムニバス形式なので、左江内氏がスーパーマンになるくだりと、最終回のみをご紹介。
極めて平凡な中年サラリーマンの左江内氏はある日のこと、スーパーマンを自称する男性に付き纏われてしまう。スーパーマンは元々ハンコ屋(もうハンコの敵はいないぞ!)だったのだが、スーパーマンになったことにより、ハンコ屋の業務が疎かになってしまった。また、ハンコ屋に集中するために、左江内氏をスーパーマンにすることに決めたのだった……
QB「人を強引にスーパーマンにしようとするなんて…… ひどいよ」
ケルベロス「せやな」
黒死牟「まったくだ……」
ダップ「ほんとだぷぅ」
司馬遷次郎「ありえないぞ、人の風上におけん奴だ」
左江内氏、しっかりしているのか当然拒否。訳のわからない営業勧誘は断る意思が重要。
その日は娘が夜遅くまで夜遊びをしており、帰りが遅い。左江内氏は仕方なく迎えに行くことに。そこで大事件! 娘が夜道を歩いていると、強姦目的の誘拐に遭ってしまう!
藤子F不二雄漫画を読んでいるのに、梅澤春人漫画の世界みたいなことが起こってしまった…… そう言えば、梅澤春人先生が新作描いてますね。今度は異世界転生モノだとか。
その異世界、ベルセルクみたいなベリーハードモードですか?
左江内氏、娘を守ろうと強姦魔に戦いを挑むも強姦魔は強く一コマでボコられてしまう。のび太でも数コマはジャイアンのパンチに耐えるというのに…… 強姦魔、バイクを運転しながら娘を小脇に抱え夜の帳の中へ!
娘、絶体絶命の危機である。
スーパーマンはそんな絶体絶命の中、左江内氏を勧誘。強姦魔とグルなんじゃないかと疑うレベルのタイミングの良さだが……
左江内氏、スーパーマンに。弱みに付け込んだ勧誘っぽい。
強姦魔、ワンパンでバイク破壊されて逃亡。娘は無事に家に逃げ帰るのであった。
話戻ってパーマンの話、パーマンは正体がバレると動物にされると言うペナルティ持ち。
メディアによっては「死」があったとか。
左江内氏のスーパーマンの場合はペナルティ一切なし、スーパーマンスーツから特殊な光線が出ており、見たものは即座にスーパーマンの存在と活躍の記憶を消してしまうとのこと。
つまりノーリスク。正体がバレるとヤバいヒーローものにも投入すべき設定。ガンバルガーとかメガレンジャーとかね……
こうして左江内氏はスーパーマンにされてしまったのだった。
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