コロリころげた木の根っ子 藤子F不二雄 異色短編集収録

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大和は例によって一行も書かずにテレビをノンビリと。西村は原稿の催促をするが 「こんどの次の作品の構想がまとまりかけている」と宣い出す。 西村は「こんどの作品」の原稿を取りに来ています。 一応私も、ここエブリスタで小説書いてる身なので…… 大和の行動原理はわかりますし、多いに理解するし同意しますwwwww 妄想コンテストで一作品書いてる途中なのに、次に送る長編の構想考えていたりとか、 長編書いてるのに妄想コンテスト8000文字分がいきなり思いついてきたりとか。 挙句の果てには、こんどの次の作品のために取材旅行に行こうという流れに。これもわかるwwww 今書いてる作品放置して、構想中の次の作品の資料探したり、取材行ったりとかやったことあるwwww けど、その途中ぐらいで今書いてる作品の文が思いついて戻っちゃうんですよねwwwww 大和、ガチで取材旅行の準備を始める。西村も一緒に誘うのだが「こんどの作品」の原稿がないことには動けないので必死に止めるが、大和が言うことを聞くはずもない。そして、思いつきで愛人一号(実際は28号FXぐらいまではいそうw)を取材旅行に連れて行くとか宣い出す。 大和先生、わかりやすいぐらいの昭和の文豪だな…… 「ナニを呼び出せ」 奥さんも愛人の電話番号を知ってるのか平然とダイヤルする始末。普段から愛人の呼び出しに使われているんだろうな……  その時、西村の妻が大和宅に電話をかけ「結婚記念日に帰ってこれないなんて最低! 実家に帰らせてもらうわ!」と通告。大和はそれを見てニヤニヤと嘲笑うのであった。 あの…… 大和先生…… あなたが原稿書かないから招いた事態ですよね? これ。 他人を気にしないメンタルこそが大作家になる条件なのかもしれないw
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