一人の男として

1/4
前へ
/65ページ
次へ

一人の男として

 告白から1週間たった。 自主練で何とか必死にやっている。  「……うーん、難しいな。」  相変わらず上手くこなせない。 近そうだけれども……。  「もうこんな時間か。」  昼になっていたのでとりあえず出前を、と ぼんやり考えていると見覚えのある人が。  「……作ったんだけど食べる?」  藤堂さんじゃないや、りなが 休日出勤して差し入れをくれた。
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加