松下牧場に大物が

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松下牧場に大物が

ダイナ牧場の躍進を止める 松下牧場それまでもg1馬を多く出した 名門であったがダイナ牧場の事もあり 最近は勝てずにいたしかし松下、北野、の改革 によってダイナ牧場の一位の座を奪う事は 出来なかったがそれでも昔の様な活躍を見せた 4月の深夜に ヤマシロオオカの仔が産まれた お母さんの美しい栗毛を持って産まれた これはヤマシロオオカにとって 最初で最後の出産で その後は産駒が産まれなかった 北野牧場長「おおついに誕生したかぁ       お父さんは二冠馬のジーニアス       お母さんは桜花賞馬ヤマシロオオカ       の良血セリに出したらかなりの話題に       なるだろうなぁ」 マツラッキーは松下オーナーの目につき 松下オーナー所有馬として走ることになる マツラッキーの牧場内での様子 他牧場馬「待てぇこのやろ」 マツラッキー「君も馬なら捕まえてみろよ」 牧場スタッフ「おお他の馬たちが追いつけてないな」 マツラッキー「ふんふん🎶」 馴致をする様になった頃 タオルパッティング 最初に手や柔らかいブラシで 馬が触れ慣れないところに触れて慣らせます タオルをヒラヒラさせると怖がるが十分に慣れると この今日の恐怖感は無くなります マツラッキー「なんだぁこりぁ」 牧場スタッフ「あまり怖がってないみたい」 ストラップによる圧迫馴致 丸馬場内でのローラーによる腹帯馴致を行う前に 馬房内で帯径の圧迫に慣らす事を目的にやっている 最初馬にストラップの匂いを嗅がせ安心させる 初めのうちは静かにストラップをつける 徐々に手早く行うことに慣らします 最終的にはストラップを強めたり弱めたりしながら 馬房内を歩かせ、 両手前を 同様にできるようになるまで行います マツラッキー「うわなんかやだ」 牧場スタッフ「嫌そうな目で見るねぇ」 馴致されたマツラッキーいよいよ初めて人が マツラッキーに乗ることに マツラッキー「君たちが乗るなんて10年早い        載ろうとするな」 牧場スタッフ「暴れるな」 マツラッキー「💢💢」 牧場スタッフ「なんとか乗れた一周するかぁ」 マツラッキー「どうしてダヨォもう」 数ヶ月経っての事 松下オーナー「あの栗毛の馬か        ヤマシロオオカの仔は」 北野牧場長「はいそうですよ       いつも気性が荒くでも       スタミナはあってバテる事は       無かったです」 松下オーナー「そうかジーニアスもヤマシロオオカ        もマイラーだったけどバテないか        さっき気性が荒いと言ってたが        普通じゃないか」 北野牧場長「あの牧場スタッフが乗る時は       大人しいのです       普段は暴れていて他の馬は近くに       寄ってくるだけで怖がります       ゴールドシップに片足入れた       の様な仔です       なので彼の馬房の隣には優等生       を入れてます」 松下オーナー「ハハ、そうかだが名馬というのは        大抵気性が荒いそんな        悲観する事ない」 北野牧場長「そうですねその負けん気をレースでも」 柴田騎手あの大怪我するまでは マツラッキーの主戦を務め 吉永騎手が抑えきれなかったが 柴田騎手が乗ってた時は全く掛からず マツラッキーの能力を最も評価していた そして54歳にもなりこの馬が引退したら自分も 引退する時期だとも思っていた マツラッキー「柴田さん今日は何するの?        人がいっぱいいるけど        柴田さんが一緒なら        なんだってやれる気がする」 西原師「他の騎手では暴れるのに     柴田が乗ると落ち着いてる     というより元気になってる」 中村厩務員「本当ですね」 西原師「中村にもデレデレだよな     お前が近くにいると甘えてる     甘噛みしながら     俺にはガチ噛みしようとして」 中村厩務員「餌を与えたりしてますからねぇ       遊んであげたりしてますから       その影響でしょう       ゲートもなんとかいけましたし」 10月 柴田騎手「いよいよ本番か落ち着いて      やってくれればいいが」 マツラッキー「🎶🎶🎶        なんか人が多いなぁ        頭に何かつけられたし」(メンコ) 東京競馬場 芝1600 騸2一番ピークナシ   磐田騎手 九番人気 牝2二番カワイイコ   和田騎手 七番人気 牡2三番マツラッキー  柴田騎手 一番人気 牡2四番カツキエース  岩成騎手 二番人気 牝2五番イイコメ    田辺騎手 三番人気 牡2六番ガッツルン   藤田騎手 四番人気 牡2七番シルクコツ   中野騎手 六番人気 牡2八番レースジョウズ 川菜騎手 八番人気 牡2九番ヤマシロハナ  山田騎手 五番人気 実況「各馬揃ったスタート    一番人気のマツラッキーは中団に    先頭を見てみましょうカワイイコが    先頭にいました後を追うのはピークナシ    その横にはカツキエース    中団にはイイコメ、ガッツルン、シルクコツ    そしてマツラッキーがこのグループ    最後方にはヤマシロハナとレースジョウズ    がこの位置に」 柴田騎手「落ち着いてこの位置につけたな      周りに馬がいても動じない      やはりより競走馬としての素質が      あったか」 実況「直線に入ってイイコメが打ち込んできました    柴田騎手も鞭を入れてマツラッキーも    伸びてきたカワイイコ逃げる    しかしマツラッキーが捉えて抜かした    マツラッキーが一着」 その後連勝柴田騎手が惚れ込んだ事もあり 世間からそこそこ注目される馬になった しかし柴田騎手が怪我により 引退 病院内 柴田元騎手「はぁ残念だ       折角松下オーナーに       将来のダービー馬に       載せていただいたのに       ついに最後までダービーを勝てずに       引退か」 吉永(父)「お見舞いに来たぞ」 柴田元騎手「おおありがとうございます       息子さんの活躍は耳に聞いております」 吉永(父)「いやいやまだまだ未熟なやつですよ      それでも良い馬に載せていただいて      あれほど勝ててホッとしてます」 柴田元騎手「確かマツラッキーは吉永くんが       すみれステークスで載るんだっけ」 吉永(父)「あぁ真人が載るそうだ」 柴田元騎手「大丈夫ですかねぇ       僕以外が載ると暴れるんですよねぇ」 吉永(父)「そうらしいな西原さんも別に吉永を      載せずに伊藤騎手に載せれば良いのに、、      もうすぐすみれステークスが      始まりますね折角なのでみましょう」 柴田元騎手「そうですね^ ^」 実況「スタートしました、、、」 吉永(父)「勝ちはしたなだが騎乗としては      まだまだマツラッキーが      吉永に心を開いていない      やはりお前とはまだまだ差があるな」 柴田元騎手「吉永さんは厳しいですねぇ       まだまだやり始めた頃ですし       温かい目で見ましょう」 吉永(父)「あついは厳しくしといた方がいい      甘く育てられた騎手は      ダメになる君も知ってるだろ」 柴田元騎手「そりゃもちろん私も       先輩たちに可愛がれましたよ」 吉永(父)「だろ」 吉永(父)、柴田元騎手「ハハハ」 柴田元騎手(こう言ってるけど       吉永くんが出てるレースは       毎回見ている、やはり親は親だな)
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