-鞘を求めて-

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73 洞窟を進んでいくと、心なしかひんやりしてきているように感じた。それでも歩を進めていくと、息が白くなってくる程の冷気となってくるのだった。急な冷え方に少々不安に感じていると、漸く開けた場所に出てこれたのだった。そこには氷柱が乱立し、氷柱からは水晶とも氷とも取れるような結晶が咲くかのようにひしめいた、幻想的な光景が広がっていた。寒さも忘れて目を奪われていると、一際目を引く存在を見つけた。青い……いや、藍色の宝石だ。 手に取る→https://estar.jp/novels/25798313/viewer?page=31 手に取らず、直前のもう一方の道を行く→https://estar.jp/novels/25798313/viewer?page=67 入り口まで戻ってもう一方の道を行く→https://estar.jp/novels/25798313/viewer?page=33
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